寒いのに… – ブログ – 有限会社 矢野時計店 ホームページ SS級認定眼鏡士 -大阪市阿倍野区-
新聞によると、裸眼視力1.0未満の小学生の割合が30.97%と過去最悪になったそうです。
確かに、息子(中学生)の友達は、めがねっ子ばかり。
ただ多くの子供さんが、大手安売りショップのメガネを掛けているのが現状です。
もちろん安いのが悪いと言っているのではなくて、適当に検眼して掛け具合の調整もしていないズレめがねの子を見ると、かわいそうで仕方ないのです。
たまに中学生特有の恥ずかしがり屋さんを、半ば無理やり捕まえて(笑)、掛け具合の調整をしてあげたりするのですが、
TR90やウルテム素材といった調整しようにも出来ないメガネを掛けているとどうしてあげることもできません。
特に↑こういう↑プラスチックタイプのものは、一般消費者の方には品質の良し悪しの見分けがつきにくく、どれも一緒。と思われるのも仕方ありませんよね。
悲しい話ですが眼鏡販売員でも分からない人が多いです… (ㅎ-ㅎ;)
ちなみに↑の当店で扱っているプラスチックのように見えるフレーム (amiparis JS050シリーズ)は、
フロントがアセテートで、テンプル芯がチタン材を使用しています。
メガネの素材や掛け具合ひとつで、近視や遠視の進み具合が違ってくるというのをお伝えしたいのですが、
有名タレントをバンバン起用しているコマーシャルを毎日見ると、焼け石に水なのかなぁ~ ( ̄◇ ̄;)
でも子供さんの将来を考えてあげるなら、良い眼鏡を作ってあげて下さい⤴
くどいようですが、特に弱視のお子さんには良い眼鏡を!
ウチの息子は、4歳で弱視と分かり、アイパッチと眼鏡でしっかり矯正したため、今では1.0まで出るようになった経験から、ぜひ言いたかったのです。
こんなに寒いのに、久しぶりに暑くなってしまいました(汗)